王子木材緑化株式会社
OJIココシリーズ
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OJIココシリーズとは
南の島になぜココヤシが多いのか知っていますか。ココヤシの実は捨てる部分の無い有機質資源として東南アジア諸国の主要な収入源となっているからです。
OJIココシリーズは、そんなココヤシの実を利用した、環境にやさしい資材です。果皮に含まれる繊維は、タワシやロープに、核はパーム油、ココナツミルク、コプラ、活性炭原料等に利用されています。OJIココシリーズは、果皮のスポンジ状になった部分のズイ(髄)が原料です。
スリランカ生まれのOJIココシリーズは、園芸向けの製法で、多くの植物に安心して御使用いただけるように調整されています。また、環境にやさしい有機質資材として世界中で使用されています。
※使用部位や調整方法によって特徴や用途が異なりますので、目的にあった商品をお選び下さい。
OJIココシリーズの特徴
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OJIココシリーズを生産している工場は全て高標高地(山間部)にあるため、塩類障害の心配はありません。
ココヤシの実から繊維を取り出す加工では、割って核を取り除いた果皮を、水に漬けて柔らかくする処理を行います。このとき、海岸に近い工場では潮の干満によって海水が貯水池に入ってくることがあります。このような工場では、原料に高濃度の塩分が浸透してしまうため、植物の生育障害を引き起こす原因になります。
(1)
OJIココシリーズは、生のココナツを粉砕しアク抜きしたココフレッシュ、ココフレッシュを熟成させたココブラック、ココフレッシュがチップ状になったココチップの3種類の商品があります。
(2)
水との馴染みが良く、撥水することが少なく、短時間で吸水します。
(3)
多孔質素材で、培土の軽量化や地温の安定に効果があります。
(4)
ピートモスと併用することで培土の空隙が安定し、根系の発育を促します。
(5)
ECが低く、様々な作物にご利用いただけます。
(6)
CO2を吸収して連続生産が可能なエコ資材です。
(7)
弱酸性ですので、pH改良を行わずに使用することができます。
(8)
腐食速度が遅いため、長期間改良効果が続きます。
ピートモスとの違い
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ココヤシ製品はピートモスと外見が似ており、用途も土壌改良や培養土の原料として使用されるため、しばしば混同されますが、特徴が異なります。カナダ産ピートモスとココヤシ製品、それぞれの特徴を理解し、ピートモスとココヤシ製品を合わせてご使用することで、理想的な培養土としてご使用いただけます。
 
原 料
特 徴
ピートモス
カナダ等の冷涼な気候帯の湿地に生えたミズゴケが長い時間をかけて自然に堆積してできた、天然のミズゴケ堆肥です。
天然のフミン酸を多く含んでおり、発芽・発根作用や土壌の団粒化作用が期待でき、また保水力改善や、畑の塩類障害緩和や保肥力の向上などに効果が発揮されます。特に砂質系土壌(透水性の良い土壌)に適しています。
ココヤシ製品
熱帯で育ったココヤシの実を砕いて採取したスポンジ状の有機質を、人工的に加工した製品です。
天然のスポンジ構造を活かして、土の締め固まりや、培養土の目減りなどの物理性を改善します。また、通気・透水性を改善するために使われます。特に粘性土壌に適しています。

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