森は、人々の生活に欠かすことのできない
木材資源を生み出してくれます。
ただし、安定的に木材を生産するには、
長い年月のなかで人の手を入れていく必要があります。
植栽、下刈り、除伐、間伐、主伐など、
日本の林業の知恵と技術を継承する私たちは、
ゆたかな森林資源がいつまでも続くように努めていきます。

森づくりは、資源づくり。メインイメージ
王子グループ 社有林・分収林 面積189千ha 蓄積23,500千m3 蓄積割合 天然林 52.1% 人工林 47.9% 面積割合 天然林 53.3% 人工林 41.1% その他 5.5% 2014年3月現在

当社の管理・経営している森林

管理・経営している森林面積約19万haは、東京都全域(22万ha)の約87%の広さになり、私有林としては国内最大を誇るものです。

林業経営

王子グループは持続的森林経営を実現するため「社有林経営計画」を定め、計画に則った森林造成と木材収穫を行い、環境保全や生物多様性維持に努めています。また、社有林で培った技術を活かし、国有林や民有林においても森林造成事業や木材収穫などを手がけています。
SGECロゴ
[森林認証]
王子グループは全社有林における「森林認証(SGEC)」と「Coc管理業体」を取得しています。
森林認証 :
森林が持続可能な森林経営の基準通り良好に管理されていることを独立した第三者機関が評価・認証する制度。SGEC、PEFC、FSCなどがある。
SGEC :
日本独自の森林認証制度。2016年PEFCとの相互承認により国際的に通用する認証制度となった。
Coc管理事業体 : 認証生産物を生産・流通できる事業体の登録制度。

環境保全林(猿払山林) 人工林(広島県 猪獅子山林) 間伐により林内の光環境を良好に保ちます。間伐前 間伐後

林業再生

日本の人工林の多くは収穫期を迎えていますが、安価な外国産木材に押されて生産活動が停滞しています。私たちは日本の林業再生を目指し、森林所有者間の連携による規模の拡大や、高性能林業機械の導入などによる生産性向上に取り組んでいます。

高性能林業機械による伐木造材

ロングリーチグラップルによる集材作業 タワーヤーダによる集材作業

国内社有林分布図

国内社有林面積の合計は大阪府とほぼ同じ面積 Total 19万 ha  北海道/127,000ha  東北/4,000ha  中部・関東/22,000ha  近畿/12,000ha  中国/14,000ha  四国/3,000ha  九州/8,000ha

海外産業植林

王子グループは海外8ヶ国で産業植林を行い、その植林木を利用(パルプ用チップ、木材製品)することで「森のリサイクル」を進めています。

海外植林分布図 [王子グループ]海外植林面積 26万ha

KPFL(中国)  CPFL(中国)  LPFL(ラオス)  SPFL(ラオス)  QPFL(ベトナム)  TTO(ベトナム)  KTH(インドネシア)  OCP(カンボジア)  APFL(豪州)  GPFL(豪州)  SPFL(ニュージーランド)  PAN PAC(ニュージーランド)  CENIBLA(ブラジル)

海外環境植林 [政府開発援助(ODA)]

国内社有林の管理・経営から培ってきた技術を応用し、ベトナムや中国で環境植林を行い、緑のある環境づくりに貢献しています。砂丘や荒廃した大地も植林によってさまざまな生物を育み、人の暮らしを潤す森へと生まれ変わります。

ベトナムの砂丘地帯への植林

2003年植栽→1年後  2010年の植栽  植付のひととき